9月17日、久しぶりの雨上がりに予報では数日後にまたも雨日なので、大急ぎで稲の刈り取り作業開始。なかなか晴れなかったので、結構ムチャして最終的にコンバインがぬかるみにハマって動かなくなった。動かないと約2トン近くあるダダの鉄の塊。トラクターで引っ張ってもビクともしない。
刈り取りほぼ終了間近で、ハマったのが不幸中の幸。翌日、ご近所のユンボで救出作業。
今年は、昨年より1週間ほど遅れて刈り取り。とは言っても田植えが昨年より1週間遅かったので、成長期間はほぼ同じ。ただ、今年の異常気象で完全に成長が狂い、刈取り適期を読み取るのが非常に難しかった。昨年の早稲(わせ:早く成熟する稲)のコシヒカリから今年は中稲(なかて:早稲より遅く成熟する稲)のキヌヒカリに変えたので、通常なら早くても9月末の刈取りということになろうが、稲の成長は積算気温でということなので、夜も熱帯夜が続いた今夏の猛暑で10日から2週間は早い刈取りとなったということになる。除草剤も化学肥料も、さらには農薬も一切使ってないので、収穫量はいつも他農家さんより少ないが、今年は猛暑が追い討ちを掛けた感じ。
これからさらに暑い夏が訪れるのかと思うと、そのうちハイブリッド米か遺伝子組み換え米以外に、普通に米が作れなくなるのではないかと不安を感じる。