小豆

過酷な小豆の収穫2022年12月

今年は心強い中古の汎用コンバイン(豆がサクッと収穫できる優れもの)を導入したので、播種時(2022年の7月)に調子に乗って一丁五反(1万5千平米)まで小豆の圃場を広げました。

ところが、やっぱりというか無肥料、無農薬の自然栽培、雑草が凄いことに。そしてコンバインをはじめ、トラクターなどの農業用重機は、見た目のゴツさに比べて軟弱で、雑草が絡んだらアウト。あっけなく壊れました(痛恨の修理代発生!)つまり、農業用機械って、有機農業や自然栽培に向いてないんですね。そもそも除草剤使った雑草の無い綺麗な畑、水田様に開発されたものなんです。

という訳で、全体の半分の面積(7千500平米)を「一本一本手鎌で刈り取り、積み上げ天日干し」、今年もまた、というか例年以上の人力となってしまいました。

自慢じゃありませんが、この規模の広大な小豆畑をたった二人で手刈りなんて、日本中、いや世界中探しても間違いなくいないと思います。ギネスブックにそんな項目があったら、おそらく記録に載ったことでしょう。

2022年の夏の暑さは、記録的、そして秋口11月いっぱいまでも異常な高温、そして12月に入った途端の気温の急降下で一気に凍結。ほとんどビットコインの値動きのような激しさでしたが、わが愛しき大納言小豆は、自然栽培だけあって強靭なお陰で、なんとか乗り切りました。

そんな苦労の果てに出来上がった赤いダイヤ『自然栽培の丹波大納言小豆』。早速販売開始です!みなぎるエネルギーたっぷり詰まった大粒の小豆はいかがですか?

お求めは → ライスバレーYahoo!ショッピングサイト

活躍が期待された汎用コンバイン
結局一本づつ手鎌で刈り取り。広大すぎる畑に焦り。
手刈りの後は、2メートルほどの高さまで積み上げて天日干し。
脱粒してひと段落。1トン超え!