チェーン除草
田植えから六日目にして第一回目の除草を行いました。除草剤を全く使用してないので、水田に生える雑草が最大の敵です。他にも敵といえば鹿猪などの獣害がありますが。
去年は手押し田車を縦横に炎天下ひたすら押す、という作業をしましたが、途中で雑草の成長に完敗。
今年はこの自作DIYチェーン除草器具を田植機に取り付け、乗車した状態で除草ができるようにしました。
チェーン除草とは、チェーンを引きずることによって芽が出たばかりの雑草を土から離脱させ水面に浮かせるという技です。
毎年この田は水田雑草のコナギの繁茂に悩まされてますが、今年はなんとかなりそう。
写真の水田に顔を覗かせているカエルの隣に白いひげのような根っこが浮いてますが、それがチェーンを引きずった後に浮いたコナギの芽です。
豊年エビ
今年も昨年に引き続いて豊年エビが田んぼに沢山泳いでます。名の由来通り豊作を願いたい。
水田をよく観察してみるとミジンコも比例して無数に、妙な動きで水中を移動。
まるで宇宙空間に漂う宇宙船の数々。
田植え
雨が上がった5月30日の午後、大急ぎで田植え開始。他の農家さん方に遅れをとって一番ビリッケツで田植え完了。去年は手植えで10日間かかったところ、今年は田植機で4時間程度。
うちの場合ビニールハウスで育苗しないで外に出しっぱなし。外気温が暖かくなってきた頃4月下旬に播種、少し苗が伸びてきたところで水を張った田んぼに苗箱並べました。
昔この地域ではもっと遅い田植え6月中旬から下旬だったそう。気温が十分上がってきた上での作業は無理そして無駄なかったはず。さらに麦と米の二毛作だったそうな。
今年はうちも二毛作に挑戦します。